【体験記】サイクルシップ ラズリでしまなみ海道を満喫 (尾道~生口島)

聖なる青のサイクルシップ・ラズリ

サービス開始からずっと気になっていた新しい船「サイクルシップ・ラズリ」。

ペルシア語で青を意味するLazuli。

船員さんからは「聖なる青っていう意味だよ」と教えてもらいました。

輝く青い海

くっきりとずっと続くブルーライン

どちらも青が印象的なしまなみ海道。

ラズリはそれにぴったりのネーミングです。

2月の寒さにも負けず、ラズリに乗るのを目的にしまなみ海道に行ってきました。

 

JR尾道駅前に港が

尾道港から14:10に出発する便に乗りました。

 

自転車を載せる時も予約不要です

「自転車がいっぱいで乗れなかったら大変!」

と、ちょっと心配になり、事前に電話で確認。

なんと、50台ほど載せられるそうで、特に予約は要りません。

尾道~瀬戸田(生口島)間を走るラズリ。

ラズリに乗れるのは土日祝日の一日2便のみです。

 

それ以外の便は、乗り場の向かい側にとまっていた黄色い船

「シトラス」が運航しています。

こちらも自転車をそのままの形で予約なしで載せられます。

積載台数はラズリより多いそうで、こちらももちろん予約不要。

 

自転車を載せます!

スタッフの方の誘導に従って、一階の駐輪スペースに。

 

寒い季節のせいか、自転車を載せたのは私一人。

これなら、確かに予約は要りませんでしたね(笑)

 

自転車に傷がつかないような工夫あり

1階の自転車用スペースにはフレームに傷がつかないようにクッションや固定用のベルトもありました。

 

あとで気づいたのですが…

1階はシティサイクルなど、重い普通の自転車用スペースだったみたいです。

船が弾むとちょっと水しぶきがかかっていたみたいなので

2階に持っていく方がよかったのかも。

 

外にも座れるスペースがあります。

 

2階デッキのサイクルスタンドは高級バイクも安心の保護シートつき。

でも、ロードバイクが軽いとはいえ、けっこうな長さがあるので

女性の場合、抱えて上がれるのか???

ちょっと疑問です。

※気になって電話して確認したところ、階段にはちゃんとスロープがあり大丈夫!

それも自転車の上げ下げがしやすい角度に調整されているそうです。

自分が自転車を二階に上げなかったので見落としていました。

ごめんなさい!!!

 

実際に保護シートを使った自転車をお見せできないのが残念!

なんせ、今日は私の自転車一台だけですから。

 

予想以上に速い!海の上を飛ぶように走ります。

 

船内はこんな感じ

新しい船なのでどこもかしこもピカピカできれい!

尾道港から瀬戸田港の間の寄港地は次の4つ。

ちなみにランプをつけるのは手動です。

降りる人がいない港には寄らないということなのかな?

船員さんには見えない女性がピコっと押していて

ちょっと微笑ましかったです。

 

無料Wi-Fiあり!

メールチェックしたり、SNS投稿もできますね。

 

うれしいコンセントあり!

3つの座席の窓側に2口。

船に乗っている間、充電ができるのは嬉しいですね。

これで、しまなみ海道の絶景を前に、写真や動画を撮りまくっても大丈夫!

バリアフリー対応ばっちり

車いすやベビーカーなど、多目的なバリアフリースペースがゆったりと。

トイレは外に

中は広々としてぴかぴかでした。

 

船からの眺めも最高!

船からしまなみ海道の橋を見るのも、また違った楽しみです!

 

細やかな心遣いがいろいろ 

こんなところに使い捨てのスリッパが!

他にも、自転車の工具貸出があったり

UVカットされたガラスだったり

見えないところにも嬉しいサービスがありました。

 

生口島の瀬戸田港に到着

尾道から生口島の瀬戸田港まで40分。

あっという間でしたが、瀬戸内の島々の景色を満喫し

ホッと一息、ちょうどいい休憩もできた快適な船旅でした。

 

車×自転車 色々なパターンで楽しめます

今回、私はしまなみ海道の中の愛媛県で一番北にある「大三島」に車を停めてスタートしました。

ちなみに、大三島の隣にあるのが広島県の生口島です。

今回のコースは、まず大三島から尾道へ40km

その後、ラズリで尾道から生口島に戻り

生口島から大三島へ16km(カフェへの寄り道あり)の合計56km。

船内で休憩できたので、初心者でも楽勝のコースでした。

それでも、いつもとは一味違う形でしまなみ海道を満喫!

ものすごく楽しかったです。

 

走行距離のバラエティは無限大!

もっと四国寄りに車を停めるとか、途中の島のどこかを一周するなど、自分がその日走りたい距離にアレンジするのが簡単。

私もいつか、今治から尾道の往復にラズリを組み合わせた100km超えにも挑戦してみたいです。

中上級レベルのサイクリストの方々にもきっと便利なラズリ。

ぜひ一度お試しください!

ラズリに関する情報(外部サイト、瀬戸内クルージング)

せとうちの島々を自転車とクルーズ!「サイクルシップ・ラズリ」が就航(外部サイト、CYCLE SPORTS.jp)

 

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